鉄チンホイールの正しい洗い方とは?

2019.12.27

汚れやすい車のホイールをきれいにして鉄チンホイール本来の輝きを取り戻そう

車のホイールは泥汚れ、油汚れの他に鉄粉などが付着しやすく、かなり汚れてしまいます。

せっかくの艶やかな鉄チンホイールが、汚れて黒くなってしまってはもったいない!!

しかも、汚れをそのままにしておくと、サビが生じやすくなり、丈夫なはずのホイールがダメになってしまいます。

メンテナンスを欠かさず行えば、半永久的に使える鉄ホイールを最大限に利用するために、正しいホイールの洗い方を知っておきましょう!

①カーシャンプーで油を浮かせる

洗車の時に一緒にホイールを洗うのが手間もなくてベスト。

カーシャンプーは、油や鉄粉を浮かせる働きがあるので、いつも使っているもので十分。

もしカーシャンプーがない時は、屋外だと難しいと思いますが、お湯を使って油汚れを浮かせるようにしてみましょう。

因みに、高圧洗浄機を使って水圧で洗う方法もありますが、ホイールのブレーキダストにはあまり効果がない上に、油が浮かなかったりといったこともあるので、できればカーシャンプーで洗うようにしましょう。

②ホイールクリーナーで汚れ落とし

カーシャンプーを使っているのに、さらにホイールクリーナーも?

と思われるかもしれませんが、車のボディよりもホイールはより頑固な汚れが付きやすく、カーシャンプーでは手に負えないことがあります。

ですので、ホイールにはホイール専用のクリーナーを使うようにしましょう。

カーシャンプーで油汚れを浮かせて、ホイールクリーナーで、頑固な汚れを落とすイメージです。

因みに、ホイールクリーナーは色々あるのですが、「かけてしばらく放置するタイプ」の方がおすすめ。

擦って落とすよりも油を浮かび上がらせて、水で流すだけの方が傷もつきにくく、何より力作業が減るので、一石二鳥です。

③コーティング剤で仕上げ

最後にやっておきたいのが、ホイールコーティング。

「どうせ汚れるから」と思わずやっておくことで、また汚れてしまうまでの期間が空きますし、ピカピカのきれいな状態が長持ちするので、やっておくことをお勧めします。

コーティング剤は、ホイールの表面に薄い膜を作ってくれることで、汚れがつきにくくなるという効果があります。

次に洗車をするときに汚れが落ちやすくなる利点も考えると、やっておいて損はないでしょう。

時間のない時は……

時間のない時は、ガソリンスタンドなどの洗車機に入れる前に、チョコチョコっとバケツのお水とブラシで洗っておくだけでも出来が変わります。

順番待ちの間に用意されているバケツでホイールを洗い、大まかな汚れを落とすことで、本来なら洗車機だけでは落ちにくい汚れも落ち、手軽にきれいにすることができます。

もちろん、コーティング剤などをかけているわけでもありませんし、細かな汚れまで落とせているわけでもないので、時間のない時のワザとして覚えておくと良いでしょう。