鉄チンホイールの寿命ってどれくらい?
車に乗るなら知りたい鉄チンホイールの寿命(耐久年数)
新車、中古車に限らず、車を購入する時ふと思うのが「これはあと何年乗れるのだろうか」という事ではないでしょうか?
それと同じように、鉄チンホイールの寿命も気になることはありませんか?
半永久なように思ってしまう鉄チンホイールの寿命ですが、実際の耐久年数はどれくらいなのか?
一方アルミのホイールはどれくらいなのかなど、鉄チンホイールの寿命を中心に、ホイールの耐久年数についてお伝えします。
鉄チンホイールの耐久性や寿命は
鉄チンホイールはそもそも「鉄」で作られています。
それゆえに、安価で丈夫という事が第一の利点として挙げられるのですが、もちろん耐久性もかなり優れています。
30年間車を乗り続けている人が、一度もホイールを変えなかったという話もあります。
つまり、耐久年数などもなく、サビや傷、歪みがなければ寿命を考えることなく使い続けることができるという事なのです。
アルミのホイールの耐久性は?
アルミの合金は更に鉄よりも耐久性に優れており、理論上は50年ももつと言われていますが、鉄チンホイールと同じく手入れさえ気を付けていれば、半永久的に使えるともいえるのではないでしょうか。
ただし、鉄チンホイールはサビが出るとあっという間に内部まで侵食してしまい、放置することによって寿命が縮まってしまうこともありますので、定期的なメンテナンスやチェックは必要でしょう。
ちなみに、アルミホイールの他に、マグネシウムホイールやメッキホイールなどもありますが、これらは腐食や塩分に弱いという欠点があるため、強度の問題からも耐久性はあまり無いほうだと言えます。
もちろん例外もあります
耐久力に優れ、寿命の長い鉄チンホイールですが、やはりそれは環境によるところが大きい部分があります。
例えば、悪路を頻繁に走っている場合や、縁石にぶつけてしまったり、硬いものに乗り上げることの多い運転をしてしまうと、どうしても傷や歪みが生じてしまい、寿命が短くなってしまいます。
また、海岸近くに住んでおり、潮風でサビやすかったり、雪国に住んでいて、融雪剤などに触れる機会が多いと、どうしてもサビやすくなってしまうので、思っているよりも耐久年数は落ちてしまうことにご注意ください。
より寿命を延ばすためにできること
鉄チンホイールの寿命は元々長いものですが、その寿命を短くさせないためにも、こまめなメンテは必須。
傷が入ってサビが生じてしまったら、まだサビが小さいうちにサビ落としをして、保護スプレーをするなどしましょう。
また、縁石などに乗り上げて歪ませたりしないように、無理な運転、乱暴な運転は避けると良いでしょう。
そして、海に近いところにお住まいなど、サビやすい環境に車がある場合は、定期的にホイールも洗浄し、出来ればコーティング剤も使って保護するようにしましょう。
車の足回りはとても大切な部分。
タイヤには目を向けることはあっても、あまりホイールには気を使わない方も多いかと思いますが、これを機に定期的なメンテナンスを心がけてみましょう♪