鉄チンホイールのサビにはこう対処する!!
やっぱり錆びやすい!? 鉄チンホイールのサビの対処法はこれ!!
ホイールには現在3種類ほどの素材が使われています。
一つはマグネシウム。
これはアルミよりも軽く強度があり、モータースポーツカーによく使われるのですが、加工が難しく高価なため、あまり一般的ではありません。
そして、今メジャーなアルミ。
軽量でデザイン性があり、現在ではアルミホイールがデフォルトの新車も多いでしょう。
もちろん、サビ難いという利点もあります。
最後にスチール(鉄)。
安価ですが、デザインに自由がなく重量がありますが、大衆車やタクシー・バスなどにも多く使われています。
この中でもやはり鉄はサビやすいとされています。
そんな鉄チンホイールのサビへの対処法とは……?
ホイールがサビる理由
サビやすいとされている鉄チンホイールですが、普通に使用している分にはそうそうサビません。
もちろん、表面に傷がつけばそこからサビは広がっていきます。
そのため、一番サビやすい部分はホイールキャップの付け根部分。
ですが、それはアルミのホイールも同じ。
サビ難いと思われがちですが、傷がつくとミミズが張ったような「白サビ」が出てしまいます。
また、海に近いところに住んでいる場合は、潮風でさびやすくなったり、雪国では道路の凍結防止剤によってホイールはもちろん、そのほか足回りの金属部分を腐食させていってしまったりするのです。
サビを放置してはいけない理由は?
ホイールのサビを放置するのは危険!!
サビくらいだと思って放置してしまうと「タイヤの空気が漏れる」「走行中にタイヤやホイールが外れる」といった、重大事故につながりかねない事態になることもあります。
始めは小さな傷だと思っていると、そこからホイールにサビが発生し、気が付いたらホイールがサビだらけになってしまう。
そのような状態になってしまうと、ボルトの締め付け部分もサビで緩くなってしまったりして、最悪ホイールが外れてしまいます。
もちろん、タイヤにとっても悪影響。
下手をすると空気が抜けてしまいます。
サビは酷くなる前に、対処していきましょう。
サビ落としのやり方
鉄チンホイールのサビは酷くない場合は、自分でもどうにかできます。
カーショップ、あるいはホームセンターに行くと、車用のサビ取り剤や紙やすりなどが売っていて、手軽に買うことができます。
もちろん、やり方などは各アイテムに書かれているので、その通りにサビを落としていくだけ。
それらでしっかりとさび落としをしたら、コーティングをしましょう。
コーティングをすることにより、傷がつきにくく、サビ難いホイールになりますので、定期的なメンテナンスをしていけば、鉄チンホイールは10年以上余裕で使うことができるでしょう。
もし、自分の手には負えないほどサビてしまったときは……。
その時はカーショップなどに行って、ホイール交換を検討しましょう。
ですが、そうなるとお値段もぐっと上がります。
ホイール交換をするようになる前に、こまめなメンテナンスをお勧めします。